martedì 21 giugno 2016

SICILIA  シチリア シシリー その5


6日目を書きます。
 
とうとう最後の地、パレルモ。
この日は午前中に市内観光、夜は待ちに待ったオペラ鑑賞at マッシモ劇場です!





朝、案内をして下さるさわこさんと、ホテルのロビーで待ち合わせ。さわこさんとは、最初から飼い犬の話で盛り上がってすぐに仲良しに。まずはマッシモ劇場を横目で見ながら「カーポ市場」へ。
海のそばですから海産物は豊富。砕いた氷の上にマグロ、カジキ、スズキ、知らない魚、貝類なんかがどっさり。野菜も豊富。外国の野菜は大きくてホント驚く。瓢箪的なズッキーニとか。他にも、レーズンと松の実のセット(これが入ってるトマトソースが一番おいしかった!!)や、チアシードが「うそ?」っていうくらい安いレーズンなんてね、試食させてもらったら味が濃い~のよ。ほかに昔からあるパスタソースの缶詰、ドライトマト、パスタソースの素などなど魅惑の食べ物が所狭しと置かれていた。市場には、放し飼いのワンコが何頭かいた。日本では考えられないでしょ。ワンコも吠えないし近寄っても来ないお利口さん!




さて、ここからは「教会これでもか!」観光
王宮(パラティーナ礼拝堂)→カテドラル→サン・
ジュゼッペ教会→マルトラーナ教会→ジェズ教会。
その間にクアットロカンティ、プレトリア広場も見ました。とにかくどれもこれも装飾、建築が素晴らしく、圧倒されて呆然としてしまいます。パレルモは日本で言う「寺町」くらい教会が、わんさかあって面白いのは建てられた時代がビックリするほどまちまち
以前も書きましたが、今回の旅で後悔したのは「なんで世界史選択しなかったかな~!」です。
それでなくてもクリスチャンではないので、壁に聖人が並んでいても誰だかわからないし、さわこさんの説明で一応わかるものの、往時の世界情勢がわからずモヤモヤ。気にしていても仕方ないので「うわ~、すご~い!」と単純に感動することに。だって、のっぺりとした教会なんてないんですよ!写真あったら見てみて。
目が痛くなるほどの装飾ですから!

実はおもしいろいい ​​体験をしたんです
私「あの、トイレ行きたいんですけど、ありませんよね?」
さわこさん:「じゃ、うちに来ます?」
私「え?いや、そんな、悪いですよ。」
さわこさん:「うちの主人、貴族なんです。義父は侯爵でね、貴族の館をお見せしますよ!」
うそー!貴族の館に住んでんのかい?貴族が今でもいるのかい?ってことでお邪魔しました。ご主人様は画家で、そのお宅は現在はアトリエとして使っているそうです。
大広間に通され、なんと!! なんと!!貴族にコーヒーを入れて頂きました。(とても低姿勢なお優しいご主人様。恐縮です。)



テレビや映画で見たような社交場然とした大広間。天井には守護聖人の絵、その中央からシャンデリア、猫足のソファ、壁には大きな楕円形の鏡。優雅なひととき。ドレス着てくるべきでしたわ。
一応書いておきますが、トイレは現代のものでしました!

さわこさんには、とてもお世話になったし楽しい方なのでお昼もご一緒することに。
オススメのトラットリアに連れて行ってもらいました。狭い店内にちょっとイケてるお兄さんが忙しそう。私たちは、ワインとパスタと魚介のフリッターッタを注文しました。パスタの種類がたくさんあって迷った迷った。3人でそれぞれ違うものを注文して楽しみました。そんな時、日本ではよく「シェア」しますよね。こちらではそういうのはないらしいです。だから、あからさまに取り分けたりせず、3人だったから1/3食べたら隣の人にお皿を回して、っていう方法で3種類を味わいました。
日本の悪友からのミッション「イケメンとツーショットを撮ってくる」というのがあり、さわこさんに頼んでお店のお兄さんに声をかけてもらいましました。
さわこさんが「あなた、アンディガルシアに似てる!」と言ったら兄さんはメッチャ喜んで写真を一緒に撮ってくれました。いい人だ!
さわこさんと別れてから、夜のオペラ鑑賞までにやらなくてはいけないことが!
私ったら、マッシモ劇場に着ていくワンピースを家に忘れてしまったのです。
やらかした~!というわけで、調達しなきゃいけない。ラッキーなことにバーゲンの時期でした。それでも何件探したかな、ぐったりでしたよ。バーゲンだから混んでるし。試着も会計も並んで焦りました。ま、なんとかそれらしいパンツスーツを見つけました。(その時は「まぁ、地方の劇場だからこれくらいで」と思っていたんです。)

オペラの予約は日本でしました。一人では寂しいのでビットさんも誘ってみたら来てくださるというので、2人でおめかしして行きました。開演前に劇場内のバーでスプリッツを初めて飲んでみました。
色は可愛いのにパンチのある味で、しっかりお酒です。
それがね、地方の劇場なんて思っていたらとんでもない!
まるでセレブの社交場みたいなんですよ。いったいどこから集まって来たんだろう?
スーツの紳士と豪華なドレスのご婦人でごったがえしてました。あちゃ~、バーゲン品着てるの私だけだわ。

今回の演目は「シンデレラ」 オペラのシンデレラは喜劇で内容が少し違います。
不遇の娘が王子様と結ばれるのは同じです。すごく笑いましました。
楽しかったし、歌手が皆、おで上手ラブラビー!

休憩時間にビットさんが「会わせたい人がいる」というんです。こんな所に知り合いなんていないよ、と思っていたらこのオペラの演出家の方!快く一緒に写真を撮らせてくださいました。
ビットさん、ニクイね!終演後にトイレに行ってみました。マダムだらけ。
東洋人は私だけ。そういえば今回、東洋人私だけ体験が何回もあったんです。シチリア人は黒髪黒目の人が多いのですが、小さな顔に大きな目、濃い眉毛のハッキリしたお顔立ちでしょ!
私は途中でお化粧しても意味がないような気がしてきましたよ。普段のメイクでは薄くて「平たい顔族」丸出し、かといって対抗するほど塗ったらおかしいし。後半は投げやりなメイクでしたね。
明日はモンレアーレまで足を伸ばします。

domenica 19 giugno 2016

SICILIA  シチリア シシリー その4

5日目

朝食をなぁ~んにも考えずに、のんびり食べる。上げ膳据え膳。

          
(イタリア語に訳せないだろうな。笑)朝日がまぶしいこのテラスからも神殿の谷が一望できる。
今日もいいお天気!
建物のアイボリーの壁に、素焼きのシチリアのシンボル「トリナクリア」、そこに青空がそれぞれを引き立てて鮮やか。日本の風景からベールを1枚取り除いたような、鮮やかさがたまらない~!
後ろ髪を引かれながら、本日は島の西部を北上してパレルモへ。
海沿いをしばらくドライブ。
ホテルでもらった地図を見て「さすがです!」と思えたのは、海岸線に砂浜、キャンプ場、ホテルと並んで古代の遺跡や自然保護区がいくつもある。
そもそも「地中海de海水浴」がおしゃれ。でもこのエメラルドグリーンは意外と深いのだそうですよ。
塩田近くの駐車場に着くと、なんとなくざわついている。


なんと、映画のロケやっているた。私達は塩田の展示室に通され、昔使っていた道具を順を追って見て回った。私達の他にイタリア人、ドイツ人、オランダ人が来ていたので、ガイドのお兄さんはイタリア語と英語を交互に使って説明してくれた。英語って万能だわ。
昔は家族総出で塩作りをしていた。子供のお仕事もちゃんとあって、また、ご近所と助け合いながら重労働をこなしていた。世の中が便利になった反面、経験できなくなったこともあるんじゃないかな。建物の階上に風車があるので登ってみた。収穫の時期になると真っ白な塩の山がいくつも並ぶんだろうな、なんて想像しながら写真を撮っていたら「撮影の邪魔だから降りて!!」と。
両手を大きく振ってみればよかったかしらん?
お昼は近くのちょっとおしゃれなレストランへ。
喉が渇いたので地ビールいただきました。ちょいと黒ビールのようなコクがありましたね。
ムール貝のスープがスープじゃない!楕円形のボウルいっぱいのムール貝。
どこがスープやねん?笑 くらいの大量のムール貝をやっつけないとスープにたどりつけない。でも美味しい!ビールのおつまみにちょうど良いし、たどり着いたスープはおダシが効いててうま~っ!
パンに浸していくらでも食べちゃう。
そうそう、ビットさんが言ってました。「ムール貝のような女性」と言ったらおブスのことらしいです。
怖いですね、知らないって。

お隣にさきほど見学でご一緒したオランダの初老のご夫婦がいらした。お二人でシチリアはもう3回目。今回は西部をゆっくり回られるとか。仲の良さが伝わってくる穏やかな方々でした。オランダの人と話したの初めてだわ!旅先の出会いって新鮮で良い。
お次の目的地、エリチェへ。




 
ガイドブックにあまり大きく取り上げられていないので、事前の知識が乏しいまま着てみたら、ココ良いわ!山のふもとから見上げると、お城が高くそびえているのしか見えないのだけれど、まぁこれでもか!くらい坂を上っていくと突然中世の町並みが現れるのです。いままで見てきた町とは雰囲気が全く違って、陽気なイタリアではなく甲冑をつけたナイトでも出てきそうな、グレーの石でできた町。
夜はきっと静まり返り、真っ暗になるんだろうな。観光地なのでホテルやB&Bがあるし、バールや食事をするところ、みやげ物やのある通りは賑わっているのでご安心を。
これでもか!くらい坂を上った甲斐があって、ここからの下界の景色は格別。
それでなくても私は海が入っていたら高得点を出すのに、眼下の新緑や家と海と空、今日は快晴。
サイコー!
一路、最終宿泊地、パレルモへ。カウントダウンが始まる~泣

giovedì 19 maggio 2016

SICILIA  シチリア シシリー その3

4日目。

朝食会場は、徒歩1分くらいの系列ホテル。修道院か教会だった所を、ホテルにしたらしくマリア像やキリスト教にまつわる置物、絵画等が飾られ調度品も質素ながら品良く、女性の細やかな心遣いを感じる所だった。シスターも何人か行き来していて、ちょっとヨーロッパの昔の映画を観ているような感覚。私は浮いているんだろ~な。
チェックアウトを待つ間に、このホテルの主ネコに遊んでもらった。アメリカンショートヘア。無愛想なのに、何故かすり~っと通過して行く。




本日最初の訪問地は、このハードスケジュールに無理やり入れてもらったカルタジローネ。この街も世界遺産の一部。(島ごと世界遺産でも良いと思う!)名物の階段は、142段の1段1段が違った模様のタイルで飾られている。なんとまぁ!凄すぎる!ここのタイルは、白・黄・青・緑の4色でスッキリしている。草木、動物、鳥、人などさまざまな柄がそれぞれカワイイ。今まで、シチリアの色々な焼き物を見てきたが、どれも温かみと愛嬌がある。ちょっとユーモラスでもある。なんだか人懐っこいような感じ笑。お昼は「トラットリアラRuota」今まで海の近くが多かったので海産物のお料理を積極的に頂いてきたが、ここは山間の町。そろそろお肉も食べたい。イタリア語のメニューにお手上げの私は、ビットさんに「豚肉が食べたい」とだけ伝えてお任せした。パスタはトマト味のショートパスタ。これが、この旅の衝撃度№1の美味しさ!!トマトソースにレーズンと松の実が入った甘酸っぱくてなんとも言えない美味しさ。実は、私は日本であまりパスタを食べないので、もしかしたら私だけが知らなかった味なのかしら?素朴だけど食べたことがない。とりあえず、帰国したらレーズンと松の実は即マネしよっと!豚肉はゆでたものにプチトマトの炒めたソースがかかっているんだけれどトマトが甘いっ!お砂糖の甘さではなく、そのものの甘みだからくどくない。これもおいしいぃ。ヤバいぞ!太るぅ~!そんな時にビットさんが「これも食べてみたい?」と言うので、ちょっと頂いてみた。チキンもお肉が骨からホロっと取れるほどに柔らかくて美味しい。






これは、ブイヨンかなぁ?野菜とお肉の出汁がきいている感じ。胃袋が3つは欲しいと真剣に思う。
後日、ビットさんは「チキンじゃないよ。ウサギだよ。」と(汗)

内陸にどんどん進んでいくと丘の上に建物が集まっているのを発見。
その中心にドゥオーモが見える。ピアッツァアルメリーナ。"ヴィラロマーナデルCasale"は、3世紀頃の貴族か皇族の別荘跡。今は床面のモザイクしか残っていないが、プールもあった豪華なお屋敷。
お部屋がいったいいくつあるんだ?くらい広いんです。
見学の未来人(我々)はモザイクの床を数メートル上から見学するのだが、それでも柄が鮮明に見えるほどしっかり残っている。器用でセンスがあったのね。さすがイタリア♪
ここもドイツ人、フランス人はいるけど東洋顔がないなぁ。
神殿の谷に着いたのは5時半頃。この日も暑かったので夕方くらいが観光にはちょうど良い。
夕方といってもまだまだ青空。8時頃まで明るいから夜になった気がしない。得した気分。
神殿、モチロンこれも世界遺産。いや、これこそ世界遺産だった。ガイドブックの写真で見る何倍も感動した。大きさゆえか、なにかオーラのような引き込まれるような魅力があった。それでいてなにか物悲しさも。丘の上にひっそりと佇む神殿は、海の見える静かな丘の上で華やかだった往時をなつかしんでいるのだろうか。
オリーブの大木がある。気候にあっているのだろう、日本で見るオリーブよりも伸び伸びとたくましい。また、ここはアーモンドの並木が早春には花を咲かせ、桜のように美しいのだとか。カタコンベに葬られた人たちを癒しているのだろう。
現地ガイドのアレッサンドラさんも日本語が堪能。ファイルに神殿の本来の姿の図や建築に使用した道具などの資料を用意し、慣れた様子で説明してくれたのでわかりやすかった。「全能の神、ゼウスの神殿が今は1番ボロボロなんです!」なんて茶目っ気たっぷりに言っていた。世の中、皮肉なもんだね~。





小1時間の見学のあと、ホテルへ。
3度目の「うわ~~っ!」が待っていた。部屋のバルコニーからは、見てきたばかりの神殿が横1列に並んで見え、夜にはライトアップされて「天空の神殿」状態に!さっそくバルコニーに出てデッキチェアでビール。
贅沢ですよ、「世界遺産に乾杯!」だもの。
星空を見上げて「あ~、帰りたくな~い!」

domenica 8 maggio 2016

SICILIA  シチリア シシリー その2



3 日目はタオルミーナ→ ノート→ シラクーザのドライブ。
春はこのあたりも野草が花をたくさん咲かせて本当に綺麗。
低い丘一帯がラベンダーでおおわれていたり、タンポポのような黄色い花だったり。
私は春が一番好き。
「Città di Noto」の表示版をすぎるとそこからは映画のセットのように2 階建ての家がまっすぐ並んでいました。

バルコニーはそれぞれ3 本の石版で支えられているのだが、そこにほどこされる彫刻がその家によって違う。船のへさきの女神のような彫刻や獣、渦巻き、または直線的な模様。
時間があったらそれだけ全部写真に収めたいくらい!この日も晴れ男ビットさんのおかげで、レアーレ門も大聖堂も空の青に浮かび上がるように美しい。
この空の透明な青さが外国。

ここで初めてジプシーに会った。セキセイインコを指に乗せた少女が近寄ってくる。「あら」と目を向けるとビットさんに「ジプシーだから」と注意された。露天商もいくつかあったし鳥笛売っている人もいた。どれがジプシー?近寄らないのが正解かな。
お昼は、落ち着いた色調のレストランに入った。レストランはどこも先ずはパンがに入って出てくる。ビットさん、ウエイターに何か頼んでいる...持ってきたのはバルサミコと小皿。そこにオリーブオイルと塩コショウを入れてパンに浸して食べていた。まねしてみた。「おいしー!」「ワインのつまみね!」食を楽しんでるなぁ~。私はだいたいパスタでお腹がいっぱいになってしまうので、メインもドルチェも食べないが、この時は「あっさりしたおやつないですかね?」と聞くと、日本の“ういろう”に似たゼリーのようなスイーツが出てきた。あれ、なんだったんだろ。あっさりして美味しかったよ。
ラクーザはまずギリ シャ劇場から。入り口からチケット売り場までがやたらと離れていて、その間にいわゆる仲見世が軒を連ねている。いずこも同じですね。その揚句、チケット売り場わかんないし!ギリシャ劇場は紀元前5 世紀に作られた円形劇場(屋外)で、今もイベントが行われている。私達が行ったときも舞台にベニヤ板、客席になにか貼ったりして準備が進められていた。
すごいことじゃない?弥生時代の遺跡で歌うってこと?近くに石切り場の跡があり、考古学公園になっている。「ディオニシオスの耳」と名付けられた洞窟は声がワンワン響く。実はここで歌ってみたかったんだけれど、どのくらい響くか確かめているうちに、他のお客さんが来てしま って、断念。

 この公園にも何本ものレモンやオレンジの木がある。日本のみかんの木とは違ってスラッとしている様に見えるのはお国柄?それとも私のひがみ?
シラクーザの市街地は、オルティージャ島という島。ここも美しい。
ホテルは、こじんまりとした建物でお部屋は2階だった。今回も窓を開けると「うわ~!」外は一面地中海。感激!
もうちょっと見ていたいけど市内観光へ。

 大聖堂。ガイドブックでひときわ目を引く大聖堂と広場とカフェのパラソルそして澄み切った空。
残念ながら夕方なので(それでも空青いいいいのですが)優しい色彩に。内部は白い壁の明るい造り。正面の赤子のイエス様を抱えるマリア様の絵がとても印象的。天井から柱から絵画や彫刻がとても凝っていて素晴らしく、時の権力者の力量が伺われる。アレトゥーザの泉はホテルのそばにあった。パピルスが自生している。へぇ、これがあの歴史の教科書にでてきたパピルス!ちょっとイメージ違ったなぁ。こんな、もじゃもじゃな葉っぱなんだ。この日の夕飯は日本人の奥様がシェフをやっているお店とか。店内には和物の民芸品や着物地のクッションなど私にとっては懐かしい物が飾られていた。異国の人は、どう見るんだろう?
もちろんここも海産物が売りで、握り寿司まであった。私はビールとおつまみに、タコとじゃがいものフリットを。これも正解。

隣のテーブルのご夫婦はフィレンツェから来られた方々で、奥様は日本人。仲良くさせていただけた 。イタリア人気質や、イタリア人の良さを教えてくださり、ちょっと見る目が変わった、というより日本人の見習うべきところもわかりましたね。素直に!率直に!
トイレの帰りに店のご主人が「うちのワイフに会っていかないかい?」と多分言ったと思います。ついていったら奥様が忙しいのに「遠いところまでよくいらっしゃいました」と笑顔で迎えてくれた。

この頃には、我々以外に4組くらいのお客様があったので忙しかったはず。

とても陽気に話してくださって嬉しかった。旅先の出会いってとても嬉しい。

lunedì 2 maggio 2016

SICILIA  シチリア シシリー その1



お客様の日記を借りて、所々アレンジをして、ここに書きます。

2日目の朝から書きます。

朝、窓の外にはエトナ火山がうっすらと噴煙をたなびかせ、それが雲に続いている。
裾野に立ち並ぶサンドベージュの壁が朝日にきらめく。左半分は青々とした海。
窓枠は額縁の様。「うわぁ~」いつまで見ていても飽きない。
朝食はホテル最上階。建物から張り出していて天井から窓までがガラスなので、今度はその絵画の中にいるよう。
朝食のメニューはチーズ、ハム、パンが数種類、地元のお菓子カンノーロ、ヨーグルト、フルーツ、卵料理など。チーズとパンは自分の好みの厚さに切って頂く。忘れてはいけない、ブラッドオレンジジュースの初体験。一見トマトジュース、飲んだらオレンジジュース(より美味しい)。「あー、これなのね!」
そして、このあとこれを毎日飲み続けるのです、他のジュースには目もくれずにね。
コーヒーマシーンからカプチーノを入れて持ってくるとビットさんが「それでいいの?OK!」と言い、ウエイターと、なにやら話をしている。ポカンとしていると奥から入れたてのカプチーノを持ってきてくれた。
こちらのほうが当然美味しい、とビットさんを見ると「私を誰だと思っていますか?」とウインク!頼もしい!
コーヒーについては、煩いイタリア。確かにどこのホテルに行っても、日本のような保温状態のポットに入った煮詰まったコーヒーは置いていない。
流行に流されない、こだわりのお国柄を感じた。見習わなきゃいけないところがあるね。
この日は、タオルミナ1日目観光。 小さな町なので、重要なところは半日かからずに回れそう。
日本人ガイドの原さんという方に会った。
ビットさんが、会いたいと連絡したら車で来て下さった。(これがね、ドイツ人が運転するレンタカーに擦られちょっと時間を取られた。ドイツ人って本当にドイツ人!)原さんに、異国で生活する女性の強さを垣間見た。
気を取り直して、山の中腹のテラスでお茶。
ここのオリジナルでアーモンドのワインを買った。初めてのお買い物
「ガイドの悲しい性でね、頼まれなくても観光名所をしゃべっちゃうのよ~」と笑いながら、原さんは色々説明してくれた。 
『紀元前350年、ここに建立』とラテン語で掘られた石板が出てきたらそれを壁に貼り付けてしまうシチリア人の大らかさ。普通は博物館に直行でしょう。
そこがシチリア人なんだって。
原さんは他にも、この地の歴史をおもしろおかしく話してくれたが、世界史が頭に入っていない私には史実のどこまで理解できたのやら。。。
ビットさんからは、出発前から「どこへ行きたい?何をしたい?決めるのはあなたですよ」と何度も言われてきた。私はおススメに乗っかってるだけで充分以上に楽しいんだけどな~。じゃ、聞きかじりの情報からなんとかしてもらおう!
「イゾラベッラにも青の洞窟があるって聞いたから、そこに行きたい」ビットさんは観光案内所で情報を仕入れてくれた。マイナーなのかな。ガイドブックにも出てないし。つまんなかったりして。。。
ランチは黒を基調としたインテリアのシックなお店。。と思いきや、通された2階はオープンエアでレモンの木が何本もある、のどかな雰囲気。
えーっ!これにはびっくり!
お料理は今回の旅行の中で一番お高めだったかな。要するに盛り付けやお皿が美味しいとか、シェフのお料理という感じからね。
でも、原さんからここの郷土料理でレモンの葉にミンチをはさんで(くるんでだった?)焼くハンバーグのことを聞いたらビットさんがメニューにないのに注文してくれて、お店も作ってくれたんですよ!!!
こういうことってなんか嬉しいよね。オーナーさんがレモンの葉をむしっていたのはコレだったのね。
4月なのにアジサイがとてもきれい。このお店だけでなくどこも色とりどりの花を飾っている。うちもきれいにしたいな。
とにかく陽射しが強いのでサングラッスと帽子(←今回フンパツした自慢の逸品)が必須だった。でもビットさんに「そういう帽子をかぶっていると、遠くからでも直ぐに日本人とわかる」といわれガックリ。「この帽子作った人は日本人じゃないよ」「でもその形でわかる」「。。(あたりを見渡す)確かに。」なんで外国人は帽子をかぶらないんだ??
一旦ホテルへ戻ってから青の洞窟へ。イゾラベッラまでの道をフロントで聞いたら「歩いてでも行ける」と言われたが。。。翌々日まで筋肉痛になるほどの下り階段。
ビットさん「二度と行かない。。」。
浜にボートが待っていて、地元の浅黒くマッチョなお兄さんが笑顔で迎えてくれた。
本当は1艘に沢山の人で乗れば料金頭割りで安かったんだけど~
いやいや、大満足でした。汗ばむ体に海風がすごく気持ち良かったし、洞窟は小さいけれど本当に写真で見たような「水色」に輝いていてとても綺麗。しかもクルーズはそのあともしばらく続き、美しい海と半島の景色を満喫。行きたい!と言って良かったよ。
ビットさん、ありがとう私にとってアラジンのランプの精のようだよ。ジーニー!
戻ってから「かき氷」なるものを食べた。「かき氷」というより「スムージー」に近い。
美味しかったよ!ここへ来る人にはオススメ。
有名らしく、店主と著名人らしき人のツーショット写真が何枚も飾られていた。
お土産のマグネットを探しがてら街中をブラブラ。。。
うぅ~ん、夕食が思い出せない!
そうそう、お部屋をバルコニー付きに替えてもらった。
少し寒かったけどバルコニーの椅子に座って外を眺め、本当はワインでも飲みながら時間を気にせずに過ごす。非日常が旅の醍醐味、あぁ、贅沢な時間!

                お客様の部屋からの眺め


                朝食堂からの眺め

                美味しい!!

もくもく立ちのぼる煙のエトナ火山

タオルミナ・コルバヤ宮殿

タオルミナ・風景

                   タオルミナ・風景

                昼食のレストランのテラス

                    昼食のパスタ

                   昼食のレストランのテラス

昼食のレストランのテラス・レモンの木

                    Grotta  azzurra 青洞窟へ

                   サンゴ

           カキ氷