giovedì 19 maggio 2016

SICILIA  シチリア シシリー その3

4日目。

朝食会場は、徒歩1分くらいの系列ホテル。修道院か教会だった所を、ホテルにしたらしくマリア像やキリスト教にまつわる置物、絵画等が飾られ調度品も質素ながら品良く、女性の細やかな心遣いを感じる所だった。シスターも何人か行き来していて、ちょっとヨーロッパの昔の映画を観ているような感覚。私は浮いているんだろ~な。
チェックアウトを待つ間に、このホテルの主ネコに遊んでもらった。アメリカンショートヘア。無愛想なのに、何故かすり~っと通過して行く。




本日最初の訪問地は、このハードスケジュールに無理やり入れてもらったカルタジローネ。この街も世界遺産の一部。(島ごと世界遺産でも良いと思う!)名物の階段は、142段の1段1段が違った模様のタイルで飾られている。なんとまぁ!凄すぎる!ここのタイルは、白・黄・青・緑の4色でスッキリしている。草木、動物、鳥、人などさまざまな柄がそれぞれカワイイ。今まで、シチリアの色々な焼き物を見てきたが、どれも温かみと愛嬌がある。ちょっとユーモラスでもある。なんだか人懐っこいような感じ笑。お昼は「トラットリアラRuota」今まで海の近くが多かったので海産物のお料理を積極的に頂いてきたが、ここは山間の町。そろそろお肉も食べたい。イタリア語のメニューにお手上げの私は、ビットさんに「豚肉が食べたい」とだけ伝えてお任せした。パスタはトマト味のショートパスタ。これが、この旅の衝撃度№1の美味しさ!!トマトソースにレーズンと松の実が入った甘酸っぱくてなんとも言えない美味しさ。実は、私は日本であまりパスタを食べないので、もしかしたら私だけが知らなかった味なのかしら?素朴だけど食べたことがない。とりあえず、帰国したらレーズンと松の実は即マネしよっと!豚肉はゆでたものにプチトマトの炒めたソースがかかっているんだけれどトマトが甘いっ!お砂糖の甘さではなく、そのものの甘みだからくどくない。これもおいしいぃ。ヤバいぞ!太るぅ~!そんな時にビットさんが「これも食べてみたい?」と言うので、ちょっと頂いてみた。チキンもお肉が骨からホロっと取れるほどに柔らかくて美味しい。






これは、ブイヨンかなぁ?野菜とお肉の出汁がきいている感じ。胃袋が3つは欲しいと真剣に思う。
後日、ビットさんは「チキンじゃないよ。ウサギだよ。」と(汗)

内陸にどんどん進んでいくと丘の上に建物が集まっているのを発見。
その中心にドゥオーモが見える。ピアッツァアルメリーナ。"ヴィラロマーナデルCasale"は、3世紀頃の貴族か皇族の別荘跡。今は床面のモザイクしか残っていないが、プールもあった豪華なお屋敷。
お部屋がいったいいくつあるんだ?くらい広いんです。
見学の未来人(我々)はモザイクの床を数メートル上から見学するのだが、それでも柄が鮮明に見えるほどしっかり残っている。器用でセンスがあったのね。さすがイタリア♪
ここもドイツ人、フランス人はいるけど東洋顔がないなぁ。
神殿の谷に着いたのは5時半頃。この日も暑かったので夕方くらいが観光にはちょうど良い。
夕方といってもまだまだ青空。8時頃まで明るいから夜になった気がしない。得した気分。
神殿、モチロンこれも世界遺産。いや、これこそ世界遺産だった。ガイドブックの写真で見る何倍も感動した。大きさゆえか、なにかオーラのような引き込まれるような魅力があった。それでいてなにか物悲しさも。丘の上にひっそりと佇む神殿は、海の見える静かな丘の上で華やかだった往時をなつかしんでいるのだろうか。
オリーブの大木がある。気候にあっているのだろう、日本で見るオリーブよりも伸び伸びとたくましい。また、ここはアーモンドの並木が早春には花を咲かせ、桜のように美しいのだとか。カタコンベに葬られた人たちを癒しているのだろう。
現地ガイドのアレッサンドラさんも日本語が堪能。ファイルに神殿の本来の姿の図や建築に使用した道具などの資料を用意し、慣れた様子で説明してくれたのでわかりやすかった。「全能の神、ゼウスの神殿が今は1番ボロボロなんです!」なんて茶目っ気たっぷりに言っていた。世の中、皮肉なもんだね~。





小1時間の見学のあと、ホテルへ。
3度目の「うわ~~っ!」が待っていた。部屋のバルコニーからは、見てきたばかりの神殿が横1列に並んで見え、夜にはライトアップされて「天空の神殿」状態に!さっそくバルコニーに出てデッキチェアでビール。
贅沢ですよ、「世界遺産に乾杯!」だもの。
星空を見上げて「あ~、帰りたくな~い!」

domenica 8 maggio 2016

SICILIA  シチリア シシリー その2



3 日目はタオルミーナ→ ノート→ シラクーザのドライブ。
春はこのあたりも野草が花をたくさん咲かせて本当に綺麗。
低い丘一帯がラベンダーでおおわれていたり、タンポポのような黄色い花だったり。
私は春が一番好き。
「Città di Noto」の表示版をすぎるとそこからは映画のセットのように2 階建ての家がまっすぐ並んでいました。

バルコニーはそれぞれ3 本の石版で支えられているのだが、そこにほどこされる彫刻がその家によって違う。船のへさきの女神のような彫刻や獣、渦巻き、または直線的な模様。
時間があったらそれだけ全部写真に収めたいくらい!この日も晴れ男ビットさんのおかげで、レアーレ門も大聖堂も空の青に浮かび上がるように美しい。
この空の透明な青さが外国。

ここで初めてジプシーに会った。セキセイインコを指に乗せた少女が近寄ってくる。「あら」と目を向けるとビットさんに「ジプシーだから」と注意された。露天商もいくつかあったし鳥笛売っている人もいた。どれがジプシー?近寄らないのが正解かな。
お昼は、落ち着いた色調のレストランに入った。レストランはどこも先ずはパンがに入って出てくる。ビットさん、ウエイターに何か頼んでいる...持ってきたのはバルサミコと小皿。そこにオリーブオイルと塩コショウを入れてパンに浸して食べていた。まねしてみた。「おいしー!」「ワインのつまみね!」食を楽しんでるなぁ~。私はだいたいパスタでお腹がいっぱいになってしまうので、メインもドルチェも食べないが、この時は「あっさりしたおやつないですかね?」と聞くと、日本の“ういろう”に似たゼリーのようなスイーツが出てきた。あれ、なんだったんだろ。あっさりして美味しかったよ。
ラクーザはまずギリ シャ劇場から。入り口からチケット売り場までがやたらと離れていて、その間にいわゆる仲見世が軒を連ねている。いずこも同じですね。その揚句、チケット売り場わかんないし!ギリシャ劇場は紀元前5 世紀に作られた円形劇場(屋外)で、今もイベントが行われている。私達が行ったときも舞台にベニヤ板、客席になにか貼ったりして準備が進められていた。
すごいことじゃない?弥生時代の遺跡で歌うってこと?近くに石切り場の跡があり、考古学公園になっている。「ディオニシオスの耳」と名付けられた洞窟は声がワンワン響く。実はここで歌ってみたかったんだけれど、どのくらい響くか確かめているうちに、他のお客さんが来てしま って、断念。

 この公園にも何本ものレモンやオレンジの木がある。日本のみかんの木とは違ってスラッとしている様に見えるのはお国柄?それとも私のひがみ?
シラクーザの市街地は、オルティージャ島という島。ここも美しい。
ホテルは、こじんまりとした建物でお部屋は2階だった。今回も窓を開けると「うわ~!」外は一面地中海。感激!
もうちょっと見ていたいけど市内観光へ。

 大聖堂。ガイドブックでひときわ目を引く大聖堂と広場とカフェのパラソルそして澄み切った空。
残念ながら夕方なので(それでも空青いいいいのですが)優しい色彩に。内部は白い壁の明るい造り。正面の赤子のイエス様を抱えるマリア様の絵がとても印象的。天井から柱から絵画や彫刻がとても凝っていて素晴らしく、時の権力者の力量が伺われる。アレトゥーザの泉はホテルのそばにあった。パピルスが自生している。へぇ、これがあの歴史の教科書にでてきたパピルス!ちょっとイメージ違ったなぁ。こんな、もじゃもじゃな葉っぱなんだ。この日の夕飯は日本人の奥様がシェフをやっているお店とか。店内には和物の民芸品や着物地のクッションなど私にとっては懐かしい物が飾られていた。異国の人は、どう見るんだろう?
もちろんここも海産物が売りで、握り寿司まであった。私はビールとおつまみに、タコとじゃがいものフリットを。これも正解。

隣のテーブルのご夫婦はフィレンツェから来られた方々で、奥様は日本人。仲良くさせていただけた 。イタリア人気質や、イタリア人の良さを教えてくださり、ちょっと見る目が変わった、というより日本人の見習うべきところもわかりましたね。素直に!率直に!
トイレの帰りに店のご主人が「うちのワイフに会っていかないかい?」と多分言ったと思います。ついていったら奥様が忙しいのに「遠いところまでよくいらっしゃいました」と笑顔で迎えてくれた。

この頃には、我々以外に4組くらいのお客様があったので忙しかったはず。

とても陽気に話してくださって嬉しかった。旅先の出会いってとても嬉しい。

lunedì 2 maggio 2016

SICILIA  シチリア シシリー その1



お客様の日記を借りて、所々アレンジをして、ここに書きます。

2日目の朝から書きます。

朝、窓の外にはエトナ火山がうっすらと噴煙をたなびかせ、それが雲に続いている。
裾野に立ち並ぶサンドベージュの壁が朝日にきらめく。左半分は青々とした海。
窓枠は額縁の様。「うわぁ~」いつまで見ていても飽きない。
朝食はホテル最上階。建物から張り出していて天井から窓までがガラスなので、今度はその絵画の中にいるよう。
朝食のメニューはチーズ、ハム、パンが数種類、地元のお菓子カンノーロ、ヨーグルト、フルーツ、卵料理など。チーズとパンは自分の好みの厚さに切って頂く。忘れてはいけない、ブラッドオレンジジュースの初体験。一見トマトジュース、飲んだらオレンジジュース(より美味しい)。「あー、これなのね!」
そして、このあとこれを毎日飲み続けるのです、他のジュースには目もくれずにね。
コーヒーマシーンからカプチーノを入れて持ってくるとビットさんが「それでいいの?OK!」と言い、ウエイターと、なにやら話をしている。ポカンとしていると奥から入れたてのカプチーノを持ってきてくれた。
こちらのほうが当然美味しい、とビットさんを見ると「私を誰だと思っていますか?」とウインク!頼もしい!
コーヒーについては、煩いイタリア。確かにどこのホテルに行っても、日本のような保温状態のポットに入った煮詰まったコーヒーは置いていない。
流行に流されない、こだわりのお国柄を感じた。見習わなきゃいけないところがあるね。
この日は、タオルミナ1日目観光。 小さな町なので、重要なところは半日かからずに回れそう。
日本人ガイドの原さんという方に会った。
ビットさんが、会いたいと連絡したら車で来て下さった。(これがね、ドイツ人が運転するレンタカーに擦られちょっと時間を取られた。ドイツ人って本当にドイツ人!)原さんに、異国で生活する女性の強さを垣間見た。
気を取り直して、山の中腹のテラスでお茶。
ここのオリジナルでアーモンドのワインを買った。初めてのお買い物
「ガイドの悲しい性でね、頼まれなくても観光名所をしゃべっちゃうのよ~」と笑いながら、原さんは色々説明してくれた。 
『紀元前350年、ここに建立』とラテン語で掘られた石板が出てきたらそれを壁に貼り付けてしまうシチリア人の大らかさ。普通は博物館に直行でしょう。
そこがシチリア人なんだって。
原さんは他にも、この地の歴史をおもしろおかしく話してくれたが、世界史が頭に入っていない私には史実のどこまで理解できたのやら。。。
ビットさんからは、出発前から「どこへ行きたい?何をしたい?決めるのはあなたですよ」と何度も言われてきた。私はおススメに乗っかってるだけで充分以上に楽しいんだけどな~。じゃ、聞きかじりの情報からなんとかしてもらおう!
「イゾラベッラにも青の洞窟があるって聞いたから、そこに行きたい」ビットさんは観光案内所で情報を仕入れてくれた。マイナーなのかな。ガイドブックにも出てないし。つまんなかったりして。。。
ランチは黒を基調としたインテリアのシックなお店。。と思いきや、通された2階はオープンエアでレモンの木が何本もある、のどかな雰囲気。
えーっ!これにはびっくり!
お料理は今回の旅行の中で一番お高めだったかな。要するに盛り付けやお皿が美味しいとか、シェフのお料理という感じからね。
でも、原さんからここの郷土料理でレモンの葉にミンチをはさんで(くるんでだった?)焼くハンバーグのことを聞いたらビットさんがメニューにないのに注文してくれて、お店も作ってくれたんですよ!!!
こういうことってなんか嬉しいよね。オーナーさんがレモンの葉をむしっていたのはコレだったのね。
4月なのにアジサイがとてもきれい。このお店だけでなくどこも色とりどりの花を飾っている。うちもきれいにしたいな。
とにかく陽射しが強いのでサングラッスと帽子(←今回フンパツした自慢の逸品)が必須だった。でもビットさんに「そういう帽子をかぶっていると、遠くからでも直ぐに日本人とわかる」といわれガックリ。「この帽子作った人は日本人じゃないよ」「でもその形でわかる」「。。(あたりを見渡す)確かに。」なんで外国人は帽子をかぶらないんだ??
一旦ホテルへ戻ってから青の洞窟へ。イゾラベッラまでの道をフロントで聞いたら「歩いてでも行ける」と言われたが。。。翌々日まで筋肉痛になるほどの下り階段。
ビットさん「二度と行かない。。」。
浜にボートが待っていて、地元の浅黒くマッチョなお兄さんが笑顔で迎えてくれた。
本当は1艘に沢山の人で乗れば料金頭割りで安かったんだけど~
いやいや、大満足でした。汗ばむ体に海風がすごく気持ち良かったし、洞窟は小さいけれど本当に写真で見たような「水色」に輝いていてとても綺麗。しかもクルーズはそのあともしばらく続き、美しい海と半島の景色を満喫。行きたい!と言って良かったよ。
ビットさん、ありがとう私にとってアラジンのランプの精のようだよ。ジーニー!
戻ってから「かき氷」なるものを食べた。「かき氷」というより「スムージー」に近い。
美味しかったよ!ここへ来る人にはオススメ。
有名らしく、店主と著名人らしき人のツーショット写真が何枚も飾られていた。
お土産のマグネットを探しがてら街中をブラブラ。。。
うぅ~ん、夕食が思い出せない!
そうそう、お部屋をバルコニー付きに替えてもらった。
少し寒かったけどバルコニーの椅子に座って外を眺め、本当はワインでも飲みながら時間を気にせずに過ごす。非日常が旅の醍醐味、あぁ、贅沢な時間!

                お客様の部屋からの眺め


                朝食堂からの眺め

                美味しい!!

もくもく立ちのぼる煙のエトナ火山

タオルミナ・コルバヤ宮殿

タオルミナ・風景

                   タオルミナ・風景

                昼食のレストランのテラス

                    昼食のパスタ

                   昼食のレストランのテラス

昼食のレストランのテラス・レモンの木

                    Grotta  azzurra 青洞窟へ

                   サンゴ

           カキ氷